初春キャンプB
2008-04-09



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 しかし、暖かい。
 夜の寒さは一体なんだったんだと思うくらい暖かい。
 買い物を終えてキャンプ場に帰ってくると、家族三人テントの中でのんびり。温室のようにぽかぽかと温められたテントの中は気持ちがいい。

…………。

 どうやら私が最後まで寝ていたらしい。
 眼を覚ますと夕方、旦那は夕食の準備をしていた。といっても今夜は鍋なのでやはり準備といってもたかが知れている。娘は一人でせっせとのこぎりを使っている(笑)
 鍋はサイコーだった。美味しいし、身体も温まる。横の焚き火で焼き芋をリベンジ。濡らしたキッチンペーパーで芋を包んだおかげでがんがん燃やしても成功。ホクホクと頂いた。

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 さて、夜。
 昼の買い物のときに買い足した「使い捨てカイロ」20個。ただ、時期のせいか貼るタイプが売り切れで通常タイプを購入。もちろん、ガムテープで服に貼るのだ。
 昨日の失敗はとにかく足全体が寒かったこと。だからまず足にカイロ。足の裏、ふくらはぎ、太もも、もちろん肩と背中にも。そして上半身は服を一枚増やし、実は昨日余っていた毛布を残らずシュラフの上に掛ける。

 娘にも貼るように勧めると、なんと「いい。寒くないから」と足の裏に貼った程度。
 寒くないって、昨日眠れなかったのは寒いって事だぞ。
「いや、いい」
 貼るくらい貼っときゃいいのに、と思うのだが、こういうところはすこぶる強情な我が娘だったりする。
 今日は遊びもパスしてとっととシュラフに潜り込む。

 カイロを貼っているにもかかわらず、なお足が冷たい。
 しかし、しばらくじっとしていると、じわっと足が温かくなってき…………。

 ……………………。

 足が温まったと同時に、私は爆睡したらしい。
 気が付いたら明け方近く。目が覚めてしまったので外で夜明けを待ってみることにした。

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 飛行機雲が残っているところを見ると、若干天気は下り坂のようだ。
 寝てしまったので昨夜より暖かかったのかと思ったが、やはり霜柱もきちんと立っている。
 カメラのバッテリーも凍っている。

 娘と旦那を起こし、パンとミニカップめんで軽く朝食を済ませる。
 娘曰く「やっぱり眠れなかった」自業自得じゃー。学習しろー。

 段ボールを焚き火でさっくり燃やした後、片づけと火の始末をしてキャンプ場を後にした。
 温泉に入って疲れをとった後、てきとーに昼食を食べて、特にどこにも寄らず帰宅。

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 写真は小国町の昼食を食べた店に居たねこと、ねこやなぎ。

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 「なーに無断で写真撮ってんだゴルァ」って目でにゃあ、と鳴かれた。



 今回、ぎんなん家のキャンプにしては珍しく天候に恵まれた……いや、やはり恵まれなかったのか?
 とにかく、さむーいキャンプだった。
 家族で言っていたのは「また夏に来よう!」ということ。夏は非常に涼しく快適らしい。公園の中に小川も通っている。公園の名前になっているヒゴタイの花も8月に開く。
 夏にリベンジを誓う一家であった。

 やはりキャンプは焚き火である。
 火が無くちゃ物足りない。
 しかし、焚き火が可能なキャンプ場は現在非常に少ない。直火は地面にいい影響を与えないし、火事の危険もあるし、ちゃんと始末して帰らないキャンパーも居るから、しょうがないのだが……。

 焚き火がしたーい。


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[写真日記]

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