モンティ・パイソンを知らない人は、まず
この動画をどうぞ。
「スパムメール」の語源になったと言われているモンティ・パイソン「スパム・スケッチ」の動画である。
以前、旦那にスパムメールの語源を話した事はあるのだが、よくわかってもらえなかった。
「この前言ってたスパムメールの(語源になった)動画があるけど見る?」
「見る見る」
旦那、大ウケ。
そして後日、旦那が思い出し笑いをしている所に娘が首を突っ込んできた。
娘も入れて家族3人で鑑賞。
娘、大爆笑。
娘「……ところで、スパムって何?」
そして、遂に旦那が買ってきてしまった。
禺画像]
どーーん。
アメリカはHormel社、正真正銘のスパムである。
禺画像]
しかも「Classic」。うす塩なんかじゃないぞ。
次の日、とりあえずスパムを食してみる事に。
● 朝、スパムむすび。
白にぎり(塩すらいらない)に焼いたスパムを載せ、玉子の握りのごとく海苔で固定するのが一般的らしいが、海苔が無かったのでライスバーガーのごとくご飯で挟み込んでみた。
しょっぱい。
本当におにぎりにはこれっぽっちも塩がいらない。
● 昼、スパム炒飯。
細かく切ったスパムをよく炒めてからその油で他の具材を炒め、卵、ご飯を投入。
他に油も使わなければ、塩も使わない。
食べる時は掬った一さじの中にスパムをどれだけ入れるか、調整しながら食す。
スパムだけ食べるとやはり
しょっぱい。
とにかく
しょっぱい。
● 夜、スパムスープ
副菜のスープにスパムを入れてみた。
スープはいいかもしれない。スープに塩が出てしまい、スパムは塩抜きされ、スープは塩味をつけなくて良い。
そして何とも言えないこの
ジャンキーな油のにおい
しかし塩抜きされたスパムは懐かしい味。そう。これは
ベビーハムだ。
何度も言うがとにかく
しょっぱい。
ご飯が何杯でもいけるという点では案外優秀なおかずだが、さすがに常食するもんじゃない。
カロリーと塩分がとてつもなく高いと思われる。油と塩の塊である。
ジャンクフードと言いますか、B級フードと言いますか。
でも、慣れて来ると普通に食べられるようになったりして、ジャンキーなにおいが妙に好ましくなったりして……。
困っているのだ。
旦那と娘がすっかりスパムを気に入ってしまったのだ。
私の体型がこれ以上アメリカ風になったらどうしてくれるんだ。
現在、「通販でまとめ買い」計画が進行中。うーーーーーむ。
モンティ・パイソンのおかげでスパムに浸食されつつある我が家である。